法学部法ビジネス学科は、ビジネスにおいて必要とされる法とビジネスの知識を同時に学べる学科です。実際のビジネス現場では、企業に関する法的な知識のみならず、経営・経済の知識や会計の知識も求められています。さらに、企業人としてのモラルやコンプライアンス意識を身につけることも近年では重要視されています。企業にとっても、多角的な知識や視点を持つ学生を積極的に採用すれば、即戦力として大きな力を発揮することができます。
こうした状況を背景として、本学科では、企業の求めている知識を学生が無理なく学習できるようにカリキュラムを編成し、コンプライアンス意識を身につけ、ビジネス現場で即戦力となる人材の育成をめざしています。また、2年次の必修科目として「法ビジネス基礎演習」を設け、ビジネスの最前線に触れることのできる機会を提供しています。
歴史的な観点から経済・経営的な現象を分析し、その現象の本質に深く迫る科目です。産業革命以後の資本主義の発展を俯瞰し、西欧型大企業体制の発展の特徴とその限界・課題について、報道動画等も参照しつつ、歴史上の事象と照らし合わせながら考察します。
自治体と企業等に実際に接して考えを深める、実践的な演習科目です。前半は、鹿児島市との連携により総合戦略や観光等のテーマでまちづくり講座を実施し、市長または副市長との意見交換を行います。後半は、県内の地域と企業等について、各地域振興局等の協力を得て研究を進め、バスで企業等を訪問し、社員とも議論します。